いやー、今回は苦戦しました。
アゴを切って内装加工は通常のルーティンなので問題は無いんですが、バイザーを仮合わせした時に気付いてしまったんです。
バイザーを付けると何か曲がってるように見えるんです、ひょっとしてバイザーが歪んでるのかと思ったけど、どのバイザーを付けても右に傾いてる・・・・・
まさかねーと思ってバイザー取り付けの穴位置を測ってみたら、まさかの左右で思いっきりズレてやがります。
どのくらいズレてるのか測るのにアゴヒモのリベットの位置や耳の後ろ側にあるベンチ穴、フチゴムのベンチ穴からコンパスを当てて(ベルだからソレも当てにならない気もするけど)センター/基準値を出してバイザー取り付け位置を確認したら右に対して左の穴位置が6mmズレてるのが判明。
気が付かなかったフリしちゃおーかなって思ったけど、なんか気持ち良くないので左右揃った位置にインサートナットを仕込みましたよ、もー。
今回は塗装しないで白い帽体のままで良いかな~って思ってたんだけど、バイザー取り付けネジ部の修正をしちゃったもんだから仕方なく真っ白にペイントして、やっと本来の作業がスタートです。
因みに、ベルのMOTO6って帽体の形状はMOTO5と同じですが、重さが全然違うんです。MOTO5はFRP、MOTO6はケブラーなんですよ。
以前使っていたMOTO6を塗装する時に帽体がケブラーだった事に気付いて驚いたので、今回も確認したら・・・・
JTのヘルメットがBELLなのは有名ですが、JT ALS-2プロっていうケブラー素材の軽量モデルもありましたからベルは80年代初頭からケブラーを使ってたんですね。
インサートナットが無事左右揃って(と思う)ところで、バイザーは何を付けようかって事で、
いよいよ、アレの出番です!
師匠から「アレはいつ使うんだ」って脅されてますので、せっかく軽いヘルメットに水タンクは無いよな~ってあまり気が乗らないんだけど、一応「H2O」バイザーを合わせてみました。
が、
ぜーんぜん、全く、穴位置がカスリもしないくらい違うので付けられません。 あ~残念だなー。あ~残念だなー。ホッとしました
トロイリーバイザーも良いんだけど、他のヘルメットと被っちゃうしなーって事でベルのMOTO5純正を使いましょ。
ヘルメットのテッペンにハイポイントとオークレイのステッカー。
またハナシが逸れますが、このOAKLEYの旧ロゴを「OAKLEY FACTORY PILOT」って思ってるヒトも多いかと思いますが・・・・・
左からマーク・バーネット/スズキ、ジョニー・オマラ/ホンダ、リック・ジョンソン/ヤマハ、ジェフ・ワード/カワサキ、OAKLEY FACTORY PILOTってこの4人の事だったんです。
たしか・・・・ですけど。
白のままでも良いかな~って思ってたんですが、やっぱり真っ白じゃ物足りなくなって、あえて田舎っぽい感じでペイントしちゃいました。
いやー、ダサカッコ良い♪
つづく